自己紹介

自分の写真
広島大学教育学部卒業。 読書・昼寝・ゲーム・カードゲームなどを趣味とする。 RIP SLYMEが好き。宮部みゆき・東野圭吾・星新一・夏目漱石・小川洋子が好き。 最近数学・宇宙論・翻訳などに興味がある。 アニメ・声優オタ

2011年5月4日水曜日

小説化(?) アリス

ALICE in WONDERLAND 不思議の国のアリス 竹書房



1.「物語の構成・あらすじに関して」、2.「作中のあるテーマに関して」、3.「感想」を、簡単にまとめる。

1. 構成・あらすじ
ディスニーがアニメ化した「不思議の国のアリス」を、小説に書き起こしたもの。ルイス・キャロルの原作「ALICE in WONDERLAND」と、「THROUGH the LOOKING GLASS」が混ざった内容になっている。

2. 言葉遊び
2.1. 章立てにおける言葉遊び
小説なので、章立てがされている。それぞれの章のタイトルに、言葉遊びが用いられている。
2.2. 情景描写における言葉遊び
アニメのように視覚的な情報が入らないため、情景・心象描写が必要になってくる。その描写の中に、アニメ中では見られなかった言葉遊びが使われている。

3. アニメと見比べて
3.1. アニメの方が良い点
読んでいて、やはりアニメの映像が浮かんできた。一方、聴覚的な情報である歌、視覚的情報の表情などを文字化することに、若干の違和感を覚えた。歌に関しては、やはり歌詞が多少違うものになっていたり、登場人物の感情もアニメで見たときとは異なっていた。
3.2. 小説にしたことでの新たな発見
全体的なイメージとしては、やはりアニメの方が楽しめたように思える。しかし、細かい描写を加えることで、出来ごとの背景や因果関係がよりはっきりしたことや、登場人物の心情の違った解釈などが見られたことなどは、小説化のプラスの点であるように思える。

0 件のコメント:

コメントを投稿