自己紹介

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広島大学教育学部卒業。 読書・昼寝・ゲーム・カードゲームなどを趣味とする。 RIP SLYMEが好き。宮部みゆき・東野圭吾・星新一・夏目漱石・小川洋子が好き。 最近数学・宇宙論・翻訳などに興味がある。 アニメ・声優オタ

2022年8月23日火曜日

140字以内小説 その4

  本記事は、「ショートショートって1ツイートで完結するんじゃない?」という筆者の頭の悪い思い付きで始まったものです。本編より前書きが長いという異例の記事です。

全て筆者のオリジナルで作成しますが、ショートショートの性質上、類似した内容のものもあるかと思います。万一、明らかに盗作であるような作品がありましたら、お知らせください。また、同じような試みをTwitterでされている方をご存知でしたらお知らせください。

なお、こちらに書いたショートショートを、コピペしてツイートしても構いません。が、その後で本記事へのリンクも併せてツイートいただけると幸いです。





大人の条件

「父さん、梅干しの種の中身出して。」オーは、アイ博に種を渡して言った。博士は歯で種を割り、「こうして自分で取り出せたら、立派な大人だぞ。」と誇らしげに言いながら、取り出した中身を娘に渡した。「私も早く父さんみたいに、強い歯を取り付けてもらいたいな。」


140字以内小説 その3

  本記事は、「ショートショートって1ツイートで完結するんじゃない?」という筆者の頭の悪い思い付きで始まったものです。本編より前書きが長いという異例の記事です。

全て筆者のオリジナルで作成しますが、ショートショートの性質上、類似した内容のものもあるかと思います。万一、明らかに盗作であるような作品がありましたら、お知らせください。また、同じような試みをTwitterでされている方をご存知でしたらお知らせください。

なお、こちらに書いたショートショートを、コピペしてツイートしても構いません。が、その後で本記事へのリンクも併せてツイートいただけると幸いです。



夢を見た夢を見た。そう、夢の中で夢を見た。夢の中の夢は、夢を見ることを夢見ている夢だ。夢で見た夢の中の自分は、これが夢とは夢にも思わないから、夢を見たいと思っていた。夢を夢見る夢を見た夢の中の自分も同じだ。ならば、夢を夢見る夢を見た夢を見た私も、またゆ…


140字以内小説 その2

  本記事は、「ショートショートって1ツイートで完結するんじゃない?」という筆者の頭の悪い思い付きで始まったものです。本編より前書きが長いという異例の記事です。

全て筆者のオリジナルで作成しますが、ショートショートの性質上、類似した内容のものもあるかと思います。万一、明らかに盗作であるような作品がありましたら、お知らせください。また、同じような試みをTwitterでされている方をご存知でしたらお知らせください。

なお、こちらに書いたショートショートを、コピペしてツイートしても構いません。が、その後で本記事へのリンクも併せてツイートいただけると幸いです。



湯沸かし器

博士にとって新たな習慣を身につけることは一種の苦行である。物価の高騰で、毎朝のコーヒーを自分で淹れることにしてから、何度湯を沸かし忘れた事か。博士はロボットに指示を出した。「毎朝ケトルで湯を沸かせ。」

『エラー』

「なぜだ。湯をヤカンに入れて加熱するだけなのに。」

2022年8月22日月曜日

140字以内小説 その1

 本記事は、「ショートショートって1ツイートで完結するんじゃない?」という筆者の頭の悪い思い付きで始まったものです。本編より前書きが長いという異例の記事です。

全て筆者のオリジナルで作成しますが、ショートショートの性質上、類似した内容のものもあるかと思います。万一、明らかに盗作であるような作品がありましたら、お知らせください。また、同じような試みをTwitterでされている方をご存知でしたらお知らせください。

なお、こちらに書いたショートショートを、コピペしてツイートしても構いません。が、その後で本記事へのリンクも併せてツイートいただけると幸いです。



正義のスイッチ

「悪を滅するボタンだ。」アイ博士は小さなスイッチを手に、作品の完成を喜んだ。「悪の定義に10年を費やしましたね。」ケイ助手も嬉しそうだ。「よし、押すぞ。」「いよいよですね。」「…」こうして、悪は滅びた。