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広島大学教育学部卒業。 読書・昼寝・ゲーム・カードゲームなどを趣味とする。 RIP SLYMEが好き。宮部みゆき・東野圭吾・星新一・夏目漱石・小川洋子が好き。 最近数学・宇宙論・翻訳などに興味がある。 アニメ・声優オタ

2024年1月17日水曜日

仮定法、間接疑問文、倒置法 青春もの 縦読み

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お題

単語 middle, wind, tree, school

文法 仮定法、間接疑問文、倒置法

系統 青春もの

トリック 縦読み


 It was the middle of a summer vacation in 1992.   My friend and I went to an island to spend a week alone.  Swimming and fishing were our routine, and we slept outside under a tree.  To our surprise, sleeping under the tree was so comfortable, with winds blowing around us.  I didn't know how beautiful the sea looked at night.  Lying on the ground, we talked over nights about what we wanted to do in the future, and how ridiculous the school seemed.  Life seemed very long in those days so we often wished we had been grown-ups. Youth made us feel that we were invincible. Our friendship still remains as it has been for 30 years. Unlocking our memories, we drink together annually.  Never have we failed to mention the days we spent on the island. God bless us, and forgive me wishing I were young againg.


翻訳

忘れもしない、あれは1992年の夏休み。たった一週間だが、友人と2人で離島生活をした。性懲りも無く、毎日海水浴と釣りを繰り返した。はしゃいで疲れて、夜は木の下で眠った。まぁなんと驚くことに、夜風に吹かれて木の下で寝るのは心地が良かった。だだっ広い海が、夜中こんなに美しく見えるなんて知らなかった。私たちは地面に寝そべって、将来の夢や、学校のつまらなさを語り合った。考えてみれば、当時人生がとてつもなく長く思え、早く大人になりたいと願ったものだ。苦笑ものだが、若い頃は自分たちが無敵に思えていた。悪友との繋がりはまだある。離島の話は、毎年に1回の飲みの席では欠かせない。忽ち、若い頃を思い起こす。いつまでもこの繋がりは大切にしたいものだ。


日本語訳

それは1992年の夏休み。私は友人と離島に出掛け、一週間2人で過ごした。泳ぎと釣りが日課で、屋外の木の下に寝泊まりした。驚くことに、風が吹く中、木の下で寝るのは快適だった。夜中、海がこんなに綺麗だとは知らなかった。地面に寝そべって、私たちは夜通し、将来の夢や学校のつまらなさについて語り合った。当時、人生はとても長いものに思え、早く大人になりたいと願っていた。若さで、私たちは自分たちが無敵であるように感じていた。私たちの友人関係は、今も過去30年来変わりなく続いている。思い出を紐解きながら、私たちは年に一回、酒を酌み交わす。離島の話題を出さなかった宴会はない。神よ、我々を祝福したまえ。そして、私が若くありたいと願うことを赦したまえ。



英文では、"I'm still young".  翻訳文では、「私はまだ若くありたい」という縦読みになっている。青春ものというよりは、懐古厨のおじさんのストーリーである。

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