友人が奇跡的にチケットを入手してくれたおかげで、長年の夢が叶いました。
今回はそのライブに関して、思ったことなどをまとめていこうと思います。
0. 会場
今回の会場は、「広島市文化交流会館」というところ。タクシーやら人やらで賑わっていました。中に入ると、グッズの販売をしていました。タオルを買おうと思ったのですが、既に売り切れ。しかたなくタオルは諦め、Tシャツを買いました。そしてホールに。思ったよりも狭い。ステージの大きさも、大体テニスコート一面分くらい(?)でした。僕たちは会場の右後ろの席でしたが、会場の大きさが功を奏して、RIPが非常に近くに見えました。
1. オープニング
RIP SLYMEは、開演時間を厳守することで有名なようです。今回もその例にもれず、ぴったりに始まりました。開演数分前には会場の照明が消され、一分前には観客から「早く出てこい」の手拍子。僕も待ち切れずにいました。そして開演時間ちょうど、幕には特殊な照明が当てられると同時に、会場に音楽が流れ始めました。幕は内側から揺らしているのか、ゆらゆらと綺麗な模様が映っていました。ついに幕が上がり、RIPの姿が見えました。幕が開くや否や、会場総立ちです。最近ご無沙汰していたのがここに響いたのか、しょっぱなから僕の知らない曲でした。しかしそんなことは半分どうでもいいことでした。眼の前にRIP SLYMEがいる。この感動は忘れたくありません。
2. 曲とMC(RYO-Z)
知らない曲から始まったこのライブ。2~3知らない曲が続きました。一番最初に聞いた知ってる曲は、『STEPPER'S DELIGHT』。リップのデビュー曲です。そして「まだまだ止めないぜ」だかなんだか言って『熱帯夜』。と、ここまででいったん途切れます。そしてRYO-Zのトーク。これも楽しみにしていたものの一つです。「湿度が高くて蒸し暑い」という内容。次の曲の紹介は「もっと熱くしていいですか」。『熱帯夜』はもうやったし、何だろうと思ったら『太陽とビキニ』。DVDでみたあの「RYO-Zのトークからの曲」がそこにありました。他にも、ライブでしか聴けない『FUNKASTIC』や『楽園ベイベー』の、CDには無いラップ。あのライブだけのラップが、あのDVDでみたあれやこれやがそこに在りました。そんなこんなが生で見れて、ほんとに良かったです。
3. RS5
ただでも小さめのステージなのに、RIPがいるとさらに小さく感じました。歌う四人と、後ろの一段高いところ(DJボックス?)にいるFUMIYAがそれぞれに輝いていました。それでいて、彼らの仲の良さを現すような一体感がありました。RIP SLYMEの存在感の大きさは、一人一人の存在感が大きいのもあるでしょうが、この一体感によるものではないかと思いました。
4. 震災
名曲『One』が終わった後のトーク(たぶん)で、震災の事や、「復興に向けて力を合わせることの大切さ」にも触れました。広島と言う事で、「過去の悲惨な出来事」に絡めての話でした。今回のツアーは、震災の影響を受けて延期になったものもあります。それを受けてRIPは、節電などにも気を使っているようでした(RYO-Z情報)。また、グッズの売り上げの一部を寄付するなどの活動もしているそうです(友人情報)。RYO-Zはこう続けます。「僕らの曲の中にも、一つになろうっていうような曲がある。10年前くらいの古い歌だけど、聞いてください」。『運命共同体』でした。そして『Tales』が続きます。ちなみにこの『運命共同体』は、このツアーで歌うのは今回が初めてだそうです。
5. ファンサービス
『楽園ベイベー』のスクラッチの時でした。RIPのライブ、ひいてはHIP HOPのライブに初めて来た人、に「HIP HOPを知ってもらう」という企画(?)がありました。今回、FUMIYAが「ポータブル・ターンテーブル」なるものを持ってきていました。そしてその機材を持って会場をまわり、何人かの人に実際にスクラッチをさせるという非常に魅力的なものでした。その機材はべらぼうに高い代物で、しかもちょっとでも乱暴に触ろうものならすぐ壊れてしまうものだそうです。「ほんとにお願いだから優しく触ってね。赤ちゃんに触れる感じで。」と、何度もお願いするRYO-Zがとても必死でした。
6. アンコール
舞台からRIPが消えてからも鳴りやまない拍手。その拍手が次第にリズムを帯て、アンコールにかわっていきます。2・3分かもう少し位、かなり長い時間アンコールが続いていました。「もう帰ったんじゃあないか」なんて半分あきらめかけたその時、RYO-ZがSTARのTシャツを来てステージに戻ってきました。そしてRYO-Zのトーク中に他の四人が入ってきてトークの邪魔をして。アンコールなのに今更ながら、「俺らのこと知らないでしょ。自己紹介していいですか」なんて言って、『By the way』に乗せて自己紹介。ここからが熱かった。『JOINT』でタオルを振り回し(売り切れで買えなかった僕らはエアータオルで)、SUさんがファンにタオルをなげ、RYO-Zが、ILMARIがタオルを投げ、しかしPESは投げませんでした。それに続いて『Super Shooter』。会場大興奮です。そして最後は『マタ逢ウ日マデ』。こっちは2010年版、~富田流~という奴だと思います。ここでは巨大な風船のようなボールが、会場に二つ投げ込まれました。曲が全て終わり、一度全員が裏に帰ったあと、また五人が戻ってきて、それぞれ「a」「d」「i」「o」「s」「!」とかかれたキューブを置いて、礼をして帰って行きました。
7. 終わりに
以上長々と書いてきましたが、言葉では表せない素晴らしさがたくさんあったライブでした。次の公演は北海道らしいです。ちょっと場所が飛び過ぎなきがしますが。とにかく、これからも日本や世界を飛び回って、人々をを元気づけていってほしいと思います。
ライブレポを探して辿り着きました。私は福岡に行きましたよ。ライブ自体初めてだったのでドキドキでした。
返信削除タオルにあんな使い方があるとは知らず・・・購買を見送ってしまいました(笑)せめてリストバンドだけでも買えばよかったなとちょっと後悔してます。
RYO-Jが“ヨーメン!”という挨拶?をゴリ押してたのですがありました?
私は30列目だったので近そうで遠いといった感じで、表情は見えるか見えないかっていった所でしたね。でも、SUさんは濃すぎてハッキリみえましたよ(笑)一番好きなPESの表情をハッキリ見たかったですねー。
次回のライブもまた行くつもりです。
匿名さん
返信削除次のライブでは是非タオルを購入してください(笑)
僕はきっと、当分ライブに行くことは無いと思いますので、もしよろしければレポをまとめて読ませてください!
もしブログをされてるようでしたら、URLを教えていただけると幸いです。
ブログはやってないんですよね・・・スミマセン。
返信削除レポをココに書かせてもらってもよいですか?
匿名さん
返信削除書いていただいても構いませんが、そのままブログに載せますよ?(笑)