中学校3年生で実施してみたところ、割といい反応だったのでシェア。
一緒に読み物教材もあるので、そちらも是非。

書評(というか感想)、日ごろ思ったことなどを、思うままに書いていくメモ帳的なブログ。いつかこれを見返して、何か自分の中に再生産されるようなメモ帳になればいいなと思います。
中学校3年生で実施してみたところ、割といい反応だったのでシェア。
一緒に読み物教材もあるので、そちらも是非。
不可欠な土台:教室内の生徒がともに助け合いながら学ぶ。生徒一人一人が自分ができることは何かを考え、集団のなかで自分なりに貢献していこうという気が原動力になる。
辞書の活用:調べた単語に付箋をはる。
仲間と協力して学ぶ:プリントに、canとだけ書かれたものを配布し、教科書や参考書を見ながら、生徒が文法の解説プリントを作成する。
アルファベットの覚え方:みのまわりで英単語を探し、全員で持ち寄る。それで26個全てコンプリートさせる。その際、相手にきちんとただしく伝えるために、発音や綴りを正確に覚える。
教員はファシリテーター
英語の時間にたいせつにしていること
Everyone should...
・listen, speak, read, write and move.
・enjoy making mistakes.
・say “Thank you.” when your friend do something for you.
利点:授業時間中に、教員に時間的な余裕ができる→生徒を見る時間ができる。
授業開きに、帯活動に、文法導入に、投げ込み活動に、いつでも何にでも使える超優秀な活動(だと個人的に思っているもの)のご紹介です。Picture discribing や、「パックン英検」と呼ばれることもあります。道具の準備がなくてもできる活動です。
1.ルール
英単語をお題として出します。そのお題の単語を使わずに、その単語が何かをペアに当てさせるゲームです。日本語禁止、ジェスチャー禁止、無言禁止。追加で、提示された文法事項を必ず一つ使え、など、やりようは様々です。例えば、apple→It is a fruit. It is circle. It is red. Shirayukihime(Snow White) eats it. のようなかんじです。
2.やり方
ペアになり、ひとりは前を、もう1人は後ろを向きます。黒板に単語を書き、その単語を使わずにペアに説明をします。指示の流れとしては、
ルールの説明(負けた方が立って説明、お題全てをクリアすれば座ることができる。など)
ペアを作れ→ジャンケンしろ→負けた方が立て→勝った方は後ろをむけ→単語を書く→立っている人だけでなんて説明するか打ち合わせ(20秒程度)→活動(1分程度)→どんな表現が使えたか全体で確認→スイッチ
3.使えそうな道具たち
・フラッシュカード(単語を書く代わりに、絵カードなどを貼り付けます。中には、小学校でカードを使って単語学習をしたという生徒も。そういう子たちにとっては、とっかかりやすいです。)
・模造紙(使えそうな表現を毎回書きたすなどして、使える表現リストを提示します)
・カテゴリーカード(説明の時に重宝するカテゴリー一覧を作っておくなどすれば、第一声は正確な英語を発話させることもできます。)
・iPad (絵をあらかじめ撮っておいて、パワポやgood noteで提示します。タイマーも同時に提示できるので便利です。以下画像参照)
4.文法導入としての活用
若干無理やり感はありますが、「必ず不定詞を1回は使うこと。使わなければ座れません。」のようなルールを設定します。活動が終わってから、どんな不定詞のフレーズが使えたかを全体でシェアします。もし誰も使えてなかったら、嘘でも「あのへんでこんなこと言ってる人がいたよ」なんて言いながら、黒板に書きます。もしくは、「それに乗るためにはお金がいるって日本語で言ってた人がいたけど、どうやって英語にしたらいい?」のように、何とか不定詞を使わせます。
5.応用
どうしても特定の文法を使うのが難しいお題があります。文法導入の際は、やりやすいお題を用意するのも考えられます。例えば、have to の導入で、職業一覧を用意する、というのがあります。(He has to catch bad people. →警察官) 本当は使わなくても良いのですが、こういう表現も可能だよ、というくらいでやってみると、文法導入っぽくなります。
6.終わりに
この活動のポイントは、自由度です。どのような表現を使ってでも、お題のクリアさえできればおk。すべて It is ~で片付けても良いです。しかし、It hasが使えるとこんなに簡単になる、It is the opposite of ~が使えるとこんなに簡単になる、といった具合に、できるだけ新しい表現をとり込めるようにしてあげると、子供たちは勝手にいろんな表現を使ってくれるようになります。発想力も鍛えられます。「川」という単語を、「It is between the sea and the mountain.」と答える生徒も出てきます。中には正直、ほんとにその英語正しいの?というものもたくさん出てきますが、質より量を重視した活動として割り切ってしまえばいいのではないか、というくらいの姿勢で取り組ませます。あとは全体での共有の時間に、少しずつ訂正していけばよいのだと思います。
ということで、帯活動として毎時間やるのがおすすめです。教科書は適当にさらりと。文法なんてそんな気合い入れなくても、ここの時間でやってしまえばいいのだ、くらいの気持ちでやっています。
月 日 曜日
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内容
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研究授業者
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年
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月
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歌
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1年
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4月
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The ABC Song
Let’s Be Friends!(2)
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5月
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Yummy-Yummy-Yummy(9)
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7月
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Days of the Week
Twelve Months(2)
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9月
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The lion sleeps tonight(18)
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12月
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Puff(Peter, Paul and Mary)( 5)
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2月
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Sailing(Rod Stewart)(1)
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2年
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4月
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You Raise Me Up(Celtic Woman)( 16)
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6月
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You’ll Never Walk Alone(1)
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7月
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Top of the World(36)
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9月
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A Thousand Wind(8)
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10月
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Nada Sou Sou (Hayley) (18)
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11月
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I just called to say I love you (30)
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12月
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Ebony and Ivory(14)
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1月
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Zero Landmine(18)
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2月
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The Voice (Hirahara Ayaka) (18)
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3年
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4月
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Love love love (Dreams Come True, Hayley)(16)
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5月
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未来へ(日本語:Kiroro 英語:Hayley)(21)
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6月
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Dance With My Father (8)
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9月
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いつも何度でも(ナターシャ、Hayley)(20)
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10月
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Bad day (Daniel Powter)(33)
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11月
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We Are The World(36)
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12月
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Happy Christmas( John Lennon ) (9)
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1、2月
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Your Song (Elton John) (15)
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