通称「ア理科」とか言われているものらしい。どう刺激的かと言われれば、原子爆弾の作り方が事細かに書かれている、と説明すれば何となく通じるであろう。
「生徒が原子爆弾を作ったらどうするの」
とか思うかもしれないが、読んでみればそのような不安は払拭されるはず。
私はこの本を、学級文庫にしたい。しかしそれには、乗り越えるべき壁がいくつかある。今回はそれを紹介しようと思う。
1.表紙
頭蓋骨がど真ん中に鎮座しており、「爆発・猛毒・兵器」などの文言が兵器…じゃなくて平気で書かれている。文責・監修をつとめた集団の名前も、「薬理凶室」。ぱっと見、管理職に怒られそう。
2.隠し要素
表装をはがすと、その裏にすごろくが仕込んである。すごろくの内容がオトナ。RPGのような体力があり、それが尽きると命を落とす。命を落とすと「地獄」という特別マップに行き、様々な18禁罰ゲームを乗り越えて現世(メインマップ)に戻る、という、やばい内容のすごろく。バレなきゃいい、では済まされない。テープで止めるか、もう外しておくか。
3.内容
未知の情報に触れることを純粋に楽しむことができなければ、本書を読んではいけない。毒薬の作り方も載っているし、兵器の作り方も載っている。
「ふぐ毒を簡単に手に入れられる行為であるさかな釣りは、危険なので禁止にしよう」
「ふぐの調理免許は、合法的に他人にふぐ毒を摂取させる手段足りうるので、この免許の紹介は中学校ではすべきではない」
と言っているようなものだが、上記の2つの例をよんで、「なるほど。確かにそうだ。」と思うような人は、この本を置くことを許可してくれないだろう。
4.おわりに
結論としては、表紙さえとってしまえば、いけそうな気がしてきた。どうせ、この手の本に反対するような人たちは、本書の内容なんて知らないだろうから、おそらくバレることはない。早速週明けから実装しよう。
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