虹
https://drive.google.com/file/d/1m-R1_0kgmMZqmxc_FlHmQo2IKm4LuOiO/view?usp=drivesdk
中学校英語教科書、ONE WORLD2年の読み物教材に、ホームズとワトソンのジョーク話が載っています。その中でのホームズのセリフをパクって、一文目にしています。
Look up at the sky. What do you see?
教科書とか、何かで一度やった内容がもう一度出てくる、という機会を増やしたくてこのようにしました。
第一問目 雨は降っています。まるです。なかには、cloudという単語を見て、「曇りだ」と解釈する生徒がおりました。
第二問目、beyondという単語はほとんどの生徒が見たことがないものだと思います。しかし、
You always have the sun beyond the clouds. この一文を見た時、何となく意味はわかるのではないでしょうか。今回は選択問題で、い)〜の向こうに、を正解としていますが、記述問題にしてもよいと思います。その場合は、「〜の」など無くてもよいでしょうし、「上に」と訳しても、長文読解レベルでは問題ないのではないでしょうか。
第三問目、そろそろwill notなんて忘れている頃でしょうから、唐突に登場させました。勉強をやめたい、でも、〜するつもりはない。省略されているものとしては、give upなどでも意味的には可能でしょうが、本文中から探すとなると、「stop studying」となるでしょう。
第四問目、「暗示」という日本語がまず難しい。「裏の意味」とかいっている生徒がいて、感心いたしました。生徒に説明させても一つの活動になると思います。今回は、雨の後に虹がでる「ことがある」という趣旨の文ですので、答えは当然「い」となります。大学入試の選択問題でも、「必ず」や「決して」という単語を見たら疑え、という問題ですね。
この本文は、最後の第四問目だけでも成立するくらいのものです。中学校1年生でも、「rainbowってなに?」というレベルから、わからない単語だらけの本文を読んで、なんとか答えることができそうな気がします。rain, stop, blue sky, sun, rainbowと、なんとなく分かりそうな単語だけを拾っても読めるレベルの英文です。未習の単語の意味を予想しながら読ませたい作品です。
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